こどもピアノログ

ピアノ&リトミック&音感をやっているむすめの音楽ログ

夏の発表会

夏休み中、毎年恒例の発表会がありました。

先生からいただいた曲は某ソナチネ
曲を聴かせていただいた時、難しそうな曲に感じたのかこれを弾くのは嫌だの一点張り。
先生は今むすめが練習している指の使い方にはいい曲だから、と思って選んでくださったらしい。

むすめは、少しずつ弾いていく中で、イケると思ったらしく段々ノッテくる。

GW明けに曲を一通り弾けるようになって先生に見ていただいた所、
楽譜通りに弾いていないことが発覚。
見直して弾くように言われる。

その後、指摘され続けても数週間に渡って楽譜を見ないでなんちゃって演奏練習を直さず。
いつも優しい先生がちょっと厳しめの注意をする。むすめ、泣いて拗ねる。

次の教室までの一週間、楽譜を見ながら必死に練習する。

(最初からやってればいいのに)

そこから盛り返して楽譜通り、見ないで一通り弾けるようになったタイミングで、リハーサル。(発表会まであと2週間)

リハーサル時は、間違いはないけれど情緒のかけらもない演奏していた..。

残りの2週間で表現の練習を詰める。

発表会当日の朝
家で軽く3回程度通しで弾いたっきり。

わたしとしては、そんな心持ちで大丈夫?失敗しても仕方ない状況だと感じてしまう。
それじゃ失敗するよ。と負の言葉もかけてしまった。


発表会では、お辞儀をして顔をあげた後、わたしを見つけて手を振る余裕あり。
朝に3回しか練習していないくせに、
堂々としていてこう弾きたいという気持ちが伝わってくる演奏。

繊細で気難しいくせに、意外と心臓強いなと感じる。
後で本人に聞いたら、直前までドキドキしていたらしいけれど。

夫も結構よかったねー、ミスもないし、表現もできていて、と言っていて
見にきていた義父義母も喜んでいた。

そんな2019年夏の発表会でした。

9月下旬には、1月のピアノトライの曲練習が始まるらしいのでどんな曲がもらえるのかな。
昨年はむすめが弾きたいと言った曲にしたけれど、先生に選んでいただく方がむすめのレベルより少し難しい曲を提案していただけるのでよいと思っている。

ピアノは、コツコツこうやってあと数年は続けていられるような予感があります。^^

 

絶対音感

http://hm201109.hatenablog.com/entry/2018/06/10/152222
前回から一年以上経ちます。
絶対音感について書き記すことがほとんどなかったのですが、単音黒鍵の音感が難航してしばらく経っていました。

特にエス(レ#)がなかなか聴き取れなかったです。
もう単音黒鍵は音感つかないのでは、と思って先生に相談したこともあり。
先生がおっしゃるには、旗の和音がついていれば、いずれつく、とのことでした。

長く細く、やっていたのですが、この間のテストで合格しました。
本当、長かったです。

現在の状況
合格しても、毎日1〜3回ほどは続けていきます。
9歳の誕生日までやり、最後のテストを行い、和音と単音の絶対音感完成です。

9歳以降も様子をみながら数を徐々に減らしていくそうです。

▼振り返ってみるとこんな感じで進行していました

初め
毎日やることとして定着させるのが大変、(子供が嫌がる)

1〜3年目
そのなかなか定着せずわたしがヤキモキする時期(スムーズに進まず、リトミックをやっている他の子と比べて焦る)

4、5年目
小学校にあがる頃にはわたしが飽きてしまった時期(他の子とは比べなくなってくるけれど、もう音感なんてどうでもいいのでは)
でもなんとなく惰性・習慣、で持続している時期

を経て、現在です。

4,5年目は、わたしに魂がこもっていなかったです 笑
あたってもはずれてもいいけど、習慣になってしまっているからやっておこうか、という心持ちでした。
毎週の先生のチェックがなかったら、自然とやらなくなっていたと思います。

そして、二音の音感レッスンも「やる」と娘が言うので続けることにしました。
二音も大変なんだろうな、正直やらなくてもいいのに、と思いながらやっています。

トントン拍子に進められる耳が抜群によい子、はまた違うのかもしれないですが、うちはこんな感じでした。

 

ご褒美発表会

アノトライでの演奏がたどたどしかったにも関わらず、
なんとご褒美発表会へのお誘いをいただきました。
え〜っ、と言いながらうれしそうなむすめ。

なんとなくわたしは申し訳ない気持ちに。
あんなに分かりやすくウワッ..とした演奏だったのに出させていただいてよいのだろうか、と。

トラウマにならないように早めにチャンスをくださったのかな、
むすめの通っている教室は、やさしい世界で満ち溢れていると思いました。
後からいただける紙での講評も、励ましの言葉で満ち溢れていました。

発表会まで少し時間があったので、先生からいただいたアドバイスを取り入れて臨みました。
例えば
・曲の途中から弾く
・目をつぶって弾く
・部屋を暗くして弾く

みなさん当然やっていることなのかもしれないですが、うちではやってこなかったことです><

わたしは図書館に行った時になんとなく目に止まった本を借りてみました。

本番に強い子の育て方

親の言葉掛けでも変わってくるようです。
緊張している時は、親が受け止めるのが大事
子供の不安な気持ちを言葉にするのを受け止め、同調する
子供は言葉にすることで正直な自分の気持ちと向き合うことができる
その経験を積み重ねることが必要。

緊張の向き合い方にも、経験を積み重ねることが必要なのだと思いました。

ご褒美発表会はというと、当日むすめは淡々としていて自分の気持ちは何も言わず..
「緊張しちゃった」とわたしが話を向けてみても
「どうしてママが緊張するの〜?」とケラケラ笑われてしまいました。
本の内容については実践できずでした。

けれど、思った通りには弾けたようです。
素人なりにわたしとしては気になるところはありましたが、今は人前でここまで弾けたのだから大成功だと思います。

それに他の参加者の演奏が素晴らしくて、参加させてもらえてよかったと思いました。
小さな頃からリトミックなどで一緒だった同学年のお友達も、年上の小学生から高校生もみなさんとても素敵でした。

むすめにとって、とてもよい経験になりました。

 

ピアノトライで大失敗の2019

9月からコツコツ練習を続けていた、ピアノトライの曲。

どうにかこうにか、形になってきたというところでその日が来ました。
小さな子から小学校の高学年もいるような幅広い年齢層の日でした。


いつも人前に出るときは緊張しつつも堂々と弾いていたので、その辺りは大丈夫だろうと思っていたのですが、
なんと出だしから心もとない演奏で、つまずいて集中力が切れてしまったのか、曲の半ばで手が止まってしまいました。
頭が真っ白になってしまったみたいです。
先生が急いで楽譜を持ってきてくださって、なんとか途切れ途切れに弾ききりました。

講評の時は目に涙をいっぱいためながら、今にも泣き出しそうになりながら聞いていました。
先生方は緊張したんだね、大丈夫だよ、とやさしく声をかけてくださいましたが、講評の後は声をあげずに泣いていました。

毎日の練習は「そろそろする時間だよ」の声かけは必要なのですが、
1人でしており、わたしは何かしながらか、近くで座って聴いている状態で口出しをしないようにしています。

最近はその内容が3回ほど弾いて一通り弾けるようになってるからよし、のようなうまくなりたい、などの意思も感じないような内容でした。

ちょっと小1には酷な結果ではありましたが、なるようにしてこういう演奏になったのではと感じます。
音楽的自立に向けて、考えるきっかけになる良い経験だったと、わたしは思いました。

高学年の子たちは、テンポも音もたくさん入った難しそうな曲を弾き、途中苦戦している姿もあり。

先生からの総評で中学受験で塾通いとの両立が大変な中、よく参加してくれました、限りのある時間の中でどうやって続けていくか、やめずにほんのわずかな時間でも弾いて続けることが大切だというお話がありました。

もっと心に響く温かい素敵なお言葉だったのですが、わたしの文章力がなくうまく書けない...汗
娘にとっては先の話になりますが、わたしは娘にも両立して欲しいと願っているので、先生の言葉を覚えていてくれるといいなと思いました。

そして、ピアノと学業をどちらも両立して続けている高学年の子を心強く思いました。

 

耳がいい方だけどいい方の中では悪い方なのかも

8月の発表会が終わった〜と思っていたら、1月にあるピアノトライの曲をいただきました。

今回初めて、発表会でメジャーな曲をやることに。
昨年のピアノトライからのル・コンセールでも、何人か弾いていたので誰かと被っちゃうのだろうな。
通っている教室は複数ピアノの先生がいるため、曲目が被ることは珍しいことではないのです。
でも今までは、ピアノ担当の先生のセレクトが絶妙で被ったことがなかったのです!

他の子の演奏と比べられちゃうし、わたしが比べてしまいそうです。
むすめには発表会でみんなが弾いている曲だから、自分の曲として弾けるところまでがんばって表現できるようになろうね、と話しました。

前もって話しておかないと当日拒否反応を起こして、怒ったりぐずったりしそうでコワイ。
どうして自分の曲を他の人も弾いているんだ、という思いの怒り...園児の頃だったら他人と被るのは即NG、のデフォルトの感情でした。
今は前もって説明すれば納得することも増えたので、大丈夫だと思います。

でもまだ自分の演奏と他の子の演奏を当日聴いてどう思うか、という先読みはできなさそう。

なんというか...最近顕著なのが、ぼーっとしている部分で、
タダでおもちゃが貰えるような列にならんでも「ママ〜」と言ってわたしのところに戻ってきて列に並び直して...結局貰えなかったり、
スタンプラリーで全部集めたけれど時間切れで貰えるものを結局もらえなかったり、
タイミングが悪いというか、ぼーっとして食いっぱぐれ、もらいっぱぐれ、気づいたらやりたかったことが終わっていることが多いです。

そして自分の思いが叶わなかった時は...わたしに当たり散らします。
小一時間くらい。

まだ七歳だからこの後経験でなんとかなってくる部分なのかな、と期待しているのですが、今までそういう思いを外で何度も味わっているにも関わらず、同じことを何回も繰り返しているので一向に研ぎ澄まされる気配なし。

本に夢中で朝のお支度がわたしが張り付いてやらないと全くできなかったり、目先の欲で先のことが見えなくなります。

先を読む想像力って、生まれながらに持っている子もいるし、兄弟がいる子は日々経験しているところがあるから、そんな子には到底勝てるような気がしないです。


今回の曲も誰かと比べられることを想像してやるっていうことでもなく、それなりになんとなく練習して、なんとな〜くそれなりに弾けるようになるのかな。

そこからどう表現していくかは、焦るでもなく発表会までに絶対仕上げよう、などもなく自分の世界の中だけで自分のペースでやっていくんだと思います。
その自分のペース、っていうのがのめり込むほど一生懸命ならいいのだけれど、のんびりな自分ペースなのでこちらが焦ります。

ル・コンセールは本人も出たいだろうけれど、練習して自分の表現ができたら出られる可能性が高まるだろう、という想像力はなさそう。
天から降って来るように自分の席は用意されていて出れると思ってそう。

うちの子はこんな感じです。
しっかりした子が眩しく見えるけど、特性なんだろうな。


音感の方は、1日2回の練習が続いています。
黒鍵のフィスの低い音が聴き取れず。
あまりにも高低音が定着しないためか、ちょっとやり方が変わりました。

もうすぐ黒鍵がクリアになるのかな、という印象はあります。

こちらも比べちゃいけないと思いつつ、、同学年の子たちはむすめより後から始めた子も黒鍵テストに合格している話を聞くので、やっぱりゆっくりなんだなと思います。

音感はつきつつあるけれど、身についても精度はあまりよくないのかもしれないな、と感じます。
(精度が悪いなりにも)定着率はよさそうなので、出来たら安定するだろうな、とは感じています。

親なので辛口に見てしまうけれど、むすめにいいところはたくさんあります。
今はあんまり書く気がしないけど。

とりとめないログになってしまった。