こどもピアノログ

ピアノ&リトミック&音感をやっているむすめの音楽ログ

クロ色どんな色

3歳10ヶ月

絶対音感のおけいこを1日5セット(1セット30音)やっています。
和音を音階ではなく色で覚えるのですが、むすめ4本目のクロの旗に進みました。

今までの3本は1週間目で音の色を覚え、もう1週間でそれを自分のものにする、というペースで進んできました。
がクロはなかなか難しいらしく、「これ何色?」と聞いてくるのが1週間続きました。

1日5セットやるものだから、とうとう「やりたくない」と言って答えない回も発生∑(゚Д゚)
わたしが一番恐れていたことです^^;;;

むすめはプライドが高くて、3歳にして自分ができないことはできるようになるまで表に出さないタイプ。

知育の取り組みなどでは自分でやりたがらなくても、むすめの前でわたしがやって見せていればいつの間にか見て覚えてできるようになっています。
本人がやってもやらなくてもどっちでもいい、という状況で続けていますが、絶対音感のトレーニングではアウトプット必須。

(他の方のブログを読むと、答えなくてもそのまま弾いて聴かせ続ける指導があって取り組みをしている人もいましたが、、)

答えさせ続けるって、難易度が高いです。むすめの場合

しかもこの能力を授けたい、というのは備わっていたら格好良くない?話のネタになりそうだ!しというわたしの軽いノリからきているため、あんまり無理強いするのも親のエゴすぎる...(幼児の習い事自体親のエゴといえばそれまでですが 汗)

もしかしたら大きくなって、音楽と全く関係なくなってしまったら、余計なものを授けられたと思われるかもしれないし。

という少し後ろめたい思いがわたしにはあるのですが、、
はじめたばかり、さすがにここで諦めるのは早すぎる。
うしろめたい気持ちを追いやって、むすめちゃんに話があるんだけど...と神妙な顔で伝えてみました。

「今はクロの音とお友達になれる練習をしていること」
「練習中で耳がまだなれていないためわからないのだから当然」
「わからないことはわからない、というのはいいこと」
「そのために1日何度も聴く練習をする」
「何度も聞いているうちに耳がなれてクロの音がお友達になる日がくる」
「1日でも休んでしまったら、今までお友達になった赤黄青色の音はわからなくなってしまうこと」

などを穏やかに伝えました。
3歳児、まだ素直...
「やるー」と言って、次の日からまた答えるようになりました。
相変わらずクロは「これ何色?」と聞いてくる状態ですが。
ちなみに一番むすめの心に響いたのは、やらなかったら赤黄青色がわからなくなってしまう、っていうところだったみたい。

でも先生曰く、「これ何色?」と聞いてくるのはいいことだそう。
他の音は識別しているのにクロだけまだできていない、ということを本人がわかっている。
他の色を言ってごまかしたりしていないのでいずれ続けていれば、答えるようになってきます、って!(*^▽^*)

知育ではやれていない、1つのことを続けるという取り組みを絶対音感のトレーニングでやっています。

ピアノ以外のことにもいい影響が出るように感じています。
そして、あの手この手でわたしは今後もむすめのやる気に火をつける方法と言い方を考え続けていくんだろうなあ...。

絶対音感のレッスン

3歳10ヶ月

ピアノを少し前から始めました。

習っているのは
・ピアノ
リトミック
絶対音感

その教室で行っているフルセットです。

絶対音感は以前、こちらのCDを購入してやろうと思ってAmazonで中古で格安で購入後(格安で購入するまでもない値段ですが...)教材作りを半分して放ったらかしにしていました 汗
絶対音感~その習得のすべて~[改定決定盤]

一音会で絶対音感を受けたり、創設者である江口寿子さんの本を読んで分かったのですが、こちらのCDをやらなくてよかったです。。
カリキュラムが違うので、もしやりかけのまま一音会の絶対音感をやり始めたらよくなかっただろうと感じられます。
ずぼらなわたしが活かされた時でした。(いばれることではないのですが)

毎日の取り組みが結構大変で
一日5回、1回30音、
先生の指示に従ったピアノの音を聴かせる必要があります。

最初の頃むすめは鬱陶しそうに「またやるの?」なんて言っていたのですが、
「むすめちゃんがピアノが楽しく弾けるためだよ~これやったらイッツアスモールワールド簡単に弾けるよ~」
(きっとやらなくても割と簡単に弾けると思うけど)と言ったら乗り気になって、毎日やるのが普通になってきました。

でも嫌とは言わないけれど、ソファーに寝転んで絵本を見ながら、とか、おやつを食べながら、とかきちんとしてない状態ではあるのですが。
リラックスしている方が音が入りやすいという先生の言葉を胸に、よしとしているわたしです。

先日、先生が
「6ヶ月毎日続ければ何事も定着するんですよ、6ヶ月をめどにがんばってくださいね」
とおっしゃっていました。

よい言葉だなと思ってしみじみ。
そうか、ワークも6ヶ月続ければ定着するのか...とピアノとは別のことも思ったりして。


でもこれは子どもに嫌な気持ちを植え付けていない、ということが前提だと思うのでわたしが楽しげにやっているのを見せて続けていきたいです。

ピアノの鍵盤の音感がつくのを目指しているのですが、耳がすべてを覚えるのに2年程はかかるそうです。定着させるのにも回数は減りますが2年後以降も続けるのだとか。

絶対音感のカリキュラムやピアノを受講してしみじみ思うのは...
知育をやっていてよかったということです。

フラッシュカードや、その都度の成長に合った働きかけなんかをゆるくであったとしても赤ちゃんの頃からやっていると、
割と受け入れてくれるし(こちらかの働きかけに慣れている)、
何より大きいのはわたしも毎日5回の取り組みが苦痛ではないのです。

急に絶対音感から始めた人だったら、子どももお母さんも慣れていないし毎日続けることが大変なんだろうなって。


ピアノは演奏のプロになって欲しいというわけではなく、
・コツコツ続けることで上手になることを少しでも感じてもらいたい
・演奏する事でお友だちの輪が広がれば
というような心づもりがあります。

+知育にもいいらしいですしね^^

わたしの友達に作曲家が複数いるのですが、楽器や曲の作りに関しての話しになると入っていけないんですよね。
もし共通点として音楽があるのであれば、
何か1つ楽器が弾けたらむすめ次第ではあるのですが、
曲について話す、一緒に演奏、バンドも組む、など将来のむすめの交遊の輪が広がるのではないかなと思っています。

絶対音感は今しか作れない能力で、伝授できたらむすめの将来が豊かになるかもしれない、ということ。
絶対音感があるっていうことで、話しのネタには結構なるかと。一音会は700人程生徒さんがいるので、能力として取得しても大したものにはならないかもしれないですが 汗

出来るだけ楽しい環境を作りつつ、アプローチをしつつ、でも万が一むすめが辞めたいと心から感じた時には潔く辞めようということは思いつつ、続けるだけやっていきたいと思っています◎

音楽がずっとむすめの側に寄り添って豊かな人生を送れたらうれしいな。

もうすぐ幼稚園の夏休み。
音感のレッスンのペースにも慣れたので、今度は英語のwebレッスンも始めたいです。



ピアノ教室の体験続き

3歳7ヶ月

の続きです。

リトミックが終わった後にピアノのお部屋に行きました。
一音会は自前のホールも持っていて、池袋周辺に6教室あり、生徒さんも850人います。
むすめが体験に行った所は建物全体が一音会でした。

ピアノのお部屋はとても狭くて、ライトアップピアノの前に先生椅子、生徒に椅子、入口横に親が座る椅子があるのですがそれだけでぎゅうぎゅうでした。

創始者が江口 寿子さんという方で江口メソードというメソードに乗っ取ってカリキュラムがあります。
メソードの本が普通にAmazonで売っていてむすめがやったのはピアノメインテキストの『ぴあのだいすき』



3歳児には譜面を読むのが無理だし指が届かないしどうやるのだろう?と思っていたら、
象の絵カードを取り出す
→どの象さんがいい?と娘に選ばせる
→黒鍵が2つ並んでいるところはどこかな?
→(見つけたら)そこをげんこつで押してみようかで、むすめ押す
→教本を開いて、先生が曲を弾くのでここのところで象さんの足音を弾いてねと言い、曲を弾く、むすめタイミングよく弾けるように必死 笑

というのを動物を変えて黒鍵が2つ・3つでやりました。

次は、絵カードを取り出して「これ何だ?」と順番に聞いてむすめがカードに描いてある絵の名前を答える。微妙な絵で何が描いているかよく分からないカードだったので、下のひらがな必死に読んでた 笑


「ドングリのド」「レモンのレ」「みかんのミ」「ふえのファ」「ソックスのソ」「ラッパのラ」「シャツのシ」と言葉に出しながら並べた後、

カードを回収
→どの順番だった?と先生が聞く(かしこまっり試す感じではなくて、軽やかにテンポよく聞くんですよ。うまいなーと思いました)
→むすめ必死に並べるも2カ所程間違う
→2回程繰り返す

先生、今度は1~5の数字を出してむすめに読める?と聞く→むすめ読む。

今度は子どもの手と同じくらいの大きさの指を広げた絵の紙を見せて、「お父さん指はどこ?」と聞きながら「ここが1だよ~」と言って貼って見せる
→取ってむすめに貼らせる
→指を絵の上に置いて、一つ一つの指をあげていく

というようなことをやりました。
まるで、幼児教室みたいでした

ベビーパークやキッズアカデミーで習った事をフル活用してアウトプットしてたむすめでした^^;
復習にとてもよかったです。笑

ピアノは個人レッスンなので、何通りもある教え方からその子の特性に合わせた接し方でペースも寄り添って教えてくださるそう。

ピアノはどんな音が鳴るのかどの位置にその音があるのか、を意識させつつ慣れて来たらさらに次のステップにいくようです。

うちにはピアノがないと相談した所、本格的にプロを目指すとかでない限りは生ピアノのサンプリングがされている電子ピアノでよいとのこと。
あまり最初のうちはこだわる必要はないみたい。

ピアノを購入する前に、値段は関係なく音のよいものかで判断するので相談してください、とのこと。

本当の楽譜を読む前に絵で音を覚えるための「ドングリのド」から順番にシールを貼ったり、ピアノを知るための知識学習もあるようです。

幼児の特性を生かしながら、少しずつのステップアップが用意されていて楽しみながら学ぶというよりは興味を持って覚えるようなカリキュラムになっていると感じました。

わたしはピアノを習った事がないのですが、リトミックとピアノの組み合わせで習う一音会がとても面白そうだとすっかり魅了されてしまいました。

ピアノ教室のリトミック体験

3歳7ヶ月

ヤマハリトミックに行ってむすめが音楽にのって体を動かすのがとても楽しそうだったため、他の教室も色々体験しようと思って探していました。

ヤマハリトミックの記事

hm201109.hatenablog.com



そして以前夫の知り合いの娘さんが習っていて気になっていた一○会という教室が無料体験をしていたので、申込んで行ってきました。
今の時期だけピアノレッスンも無料体験出来るとの事でついでに受けることに。

ここの教室の最大の特徴としては、
リトミック
・ピアノ
絶対音感
のカリキュラムが同時に習えることです。


それぞれ別コースとなっており、必要なものを組み合わせて習います。
先生は複数いて(先生だけで70人くらいという規模の大きさ)、先生は固定ではあるのですが合わないと感じた場合には一ヶ月ごとに変更することができる、とのことでした。

うちはピアノは4歳の来年春くらいからかなと思っていたのですが、3歳からOKとのことでどんなことをやるのか楽しみにしていました。


まずはリトミックから。
土曜日だったからか、7~8組程。走り回れるようなフロアだったけれど人が多かった汗

体験でお邪魔している立場のため、あんまり言えないのだけれど。

グランドピアノが置いてあって、むすめが大好きな『It's a small world』にのせてテンポに合わせて体を揺らしました。

流れで象のの足音はどんなだと思う?などの語りかけで動物の大きさを想像させて、音の強弱によって足踏みしたり立って走り回ったりなどしました。

その後なぜか紙芝居を先生が読んでくれる時間へ。
その紙芝居の読み方が面白くて、

普通に読む(途中リズムがある語りは強調して読む。意識しているんだと思います→娘、爆笑)

→次に話しを端折りながら読む(さっきリズムをとったところは強調しつつ早く読む)

→さらに端折って早口で読む(さっきリズムをとったところは強調しつつさらに早く読む)

読み終わった後に絵本の中においなりさんを作るシーンが出て来たのですが、みんなでおいなりさんを作ろうか、と言ってチラシを細く切ったものを2枚配ってピアノの音に合わせてくしゃくしゃ丸めてお稲荷さんを作る、というのもやりました。
一○会では、中学生以上の子にもリトミックのコースを用意しているそうで、とても重要なカリキュラムなのだなと感じました。

そして絶対音感習得後に相対音感をのばす順番で教えているために、リトミックでも相対音感をのばす内容を取り入れない配慮がされているようです。
他のリトミック教室では、相対音感を伸ばす内容が多いそう。

音感が全くないわたしには何がなにやら..って感じですが 汗

いただいた資料の中にこんな言葉がありました。
リトミックは、音楽と素直に向き合う力を育てるものです。音楽のほんとうの姿を感じ取り、音楽によって心とからだを動かすことができれば、奏でる音楽は、きく人の心を動かすものとなるでしょう。
ひとりでも、二人でも、もっとたくさんの人とでも、音楽と対話し、音楽を通じて心を通い合わせることもできます。そのための練習の場が、リトミックです。”


長くなりそうなのでピアノの体験については次に続きます。

ヤマハ音楽教室体験

3歳6ヶ月

少し前に、保育園の一時保育も終わっちゃったし、幼稚園に通うまでの間せっかくなので習い事の体験をやってみようかな?と思い立ちヤマハの音楽教室の体験に行ってきました。

もちろん無料のやつ...通う気は申込み時からあまりなかったので。ヤマハの方、ごめんなさい^^;

うちはピアノは4歳くらいからむすめがやりたいーと言ったら、リトミックなどは家で好きな曲をかけて一緒に踊ればいいかな..くらいのつもりでおります。音楽を本気で習って欲しいと願っているお母さん方から見れば適当でおはずかしいですが..汗

当日、むすめには音楽にそって踊るベビーパークみたいな教室に遊びに行こうね、と言って出かけました。

担当の先生はわたしよりも年が上の優しそうな女性の方。
初めての所だと教室にすら入ってくれないようなこともあるのですが、すんなり入ってくれました。
他の方の体験レポートにも書いてあったのですが、行った先の教室もリトミック教室のイメージとは違い、エレクトーンが6台程並んでいてスペースが狭かったです。
その中に体験はむすめとわたしの一組だけ。

はじめに自己紹介。むすめ、きちんと言う事ができました◎
さすが..ベビーパークで場数を踏んでいる^^;

内容としては
・シールを絵本に貼って、その絵のイメージに合わせた音楽がかかって親子で音に合わせて手をつないでふったりする。
・エレクトーンを使って、絵本の中の動物の鳴き声を一音弾いてみる
・最近家で歌っている歌を聞かれる→むすめ無言だったため「エルサやちょうちょを歌っています」とわたしが答える→ちょうちょをピアノの演奏に合わせてみんなで歌う

ということをやりました。
後で、「エルサもやりたかったなー」とむすめは言っていました。贅沢な...

あっという間の30分程のレッスン。
驚いたのは、ちょうちょをしょっぱなからむすめが大きな声で歌った事と、「ここにもう一度来たい」と言った事。

終始楽しそうで、歌うことや体を合わせて揺らすことが本当に好きな時期なんだな~と思いました。

リトミックに通わせているママ友さんから、ピアノを始める前にやっていると効果があるみたいだよ~、音感のセンスが磨かれて自然とピアノに入れるんだって、と聞いていました。

ヤマハ、、鍵盤を弾く前に音感を養うのを大事にしているのも共感ができるし、4500円(税抜)で習い事として高くないし、娘もまた来たい、と言っているしで少し揺らいだのですが、、やっぱり今の時点で辞めておきました^^;;

内容はいいのかもしれないけれど、なんか違うという感覚が残って。
先生も優しそうでいい先生なのですが、ピンと来なくて。

ベビーパークでよい先生に出会ったからというのもあるのかもだし、エレクトーンが並んでいる隙間でやっている場の雰囲気も違うような気がして。

それでも、むすめが楽しそうなのは見ていてうれしくもうちょっと体験させてみたい気持ちになったので、近々またリトミック教室の体験をしてみようと思っています。