こどもピアノログ

ピアノ&リトミック&音感をやっているむすめの音楽ログ

最近読んだ本、というか漫画

図書館にあったので借りて来ました。
モーツァルト―神のメロディーをかなでた音楽家 (小学館版学習まんが人物館) ベートーベン―生きる喜びと情熱を作曲した大音楽家 (小学館版学習まんが人物館)

モーツァルトとベートーベンの伝記マンガ。

むすめは片時も本を離さないようなタイプ。
自転車の後ろの椅子に座っている時もずっと本を読むくらい好き。
というか、活字中毒っぽい。

その好みを利用して、
本から作曲家の生い立ちや、曲ができた背景の情報を入れて、
親しみやすさを持つのもよいと思いました。

わたしが小中学生の時は、
音楽の教室には作曲家の肖像画がずらりと並んでいたけれど、
変な髪型だな、とか大昔に曲を書いた偉い人なんだな、としか思えず
曲も厳格な気持ちで聴かないと失礼なんじゃないかと思っていたから。

わたしも、『アマデウス』の映画を観たな〜くらいで、
知っているわけではないので便乗して読んでみました。
読んでみたら面白く。

今の低学年向けの伝記って、絵柄の目がキラキラしていて親しみやすいです。
一番後ろにある年表も分かりやすい。


子供がいると、こういう本も堂々と図書館で借りて自分も読めるのがよいですw

以前、スティーブ・ジョブズの伝記マンガを借りた時は、出版社違いでも取り上げている逸話が違い、印象が違うように読めて面白かったので、
読んだ作曲家の漫画や本でも、出版社違いで借りてみようかなと思います。

 

ピアノ・音感:黒鍵の音感つかないかも?

▼前回のピアノ記事

音感は粛々とやっています。
この間、わたしの体調が悪くて3日ほど全く音感の取り組みができず。
それでもその後も安定したままでした。

先生からも旗も白鍵も深く浸透しています、とお墨付きをもらいホッとしました。
黒鍵はというと...どこまで理解できているのかよく分かっていません..汗

音感のお稽古の時間、むすめの希望で母子分離となってしまったためです。
先生からの話と連絡ノートをみる限りでは、黒鍵テストはしていないんじゃないかな、と感じます。

久しぶりに創始者の先生の本を読み直して見ました。

音はロケットみたいにとんでくる―絶対音感は身につけられる (ピアノレッスンを変える)


「いつ「絶対音感」をあきらめるか」
という項目があり、6歳くらいと書いてありました (ノ゚⊿゚)ノ

始める時は、絵本が大好きで集中力もあると感じるし、音感も理解が早いんじゃないかな?と夢に希望に満ち溢れていたため、
ここの項目を読んだのか読んでいないのかすら記憶になく...。

ブログなどを見ると7,8歳まで続けている子もいて、うちはいつまでやれるんだろう、と疑問になりました。
来週くらいに先生に聞いて見たいなと思います。

黒鍵の音感が仮に6歳でついたとしても、同時に2,3,4...8音ランダムに鍵盤を弾いての音当てまではできずに終わるのだろうなと思います。


ピアノの方は、『オルガンピアノ2』→『オルガンピアノ3』に進みました。

新版 みんなのオルガン・ピアノの本3

天国と地獄やメヌエットなど聴き慣れた曲があって、ページを飛ばして嬉々としてやっています。
そして先生に言われた指定の曲は一番最後に練習...。
ピアノ練習が終わるのにすごく時間がかかります。
練習する曲が短いながらも5,6曲+自分が好きな曲を弾いて、しまいには片手間に本を読んだりしています。
思わず「おい!」って突っ込みたくもなります。

遊び弾きしているくらいだからピアノが好きなのはよいけれど、時間は限られているのでこちらは気になってピリピリします。
この後、幼稚園に行く時間が迫っているのに、とか余計なことを言ってしまったり。

ピアノの練習は、譜読みから練習までほぼ一人でできるようになって来たので、創始者の方が本に書いていた音楽的自立のステップは順調に進んでいると感じています。
ピアニストになるような子じゃないとは思うけど。

あとは
・練習を決められた時間にやる
・時間を意識して練習する

ということでしょうか。
6才に求めるのはまだ難しいのかな。

1月末〜2月にかけて、教室のミニ発表会(批評も兼ねた)があります。
その曲の弾き方が毎回練習が雑すぎ。
曲は単調で、fやpをわかりやすく大げさに弾いて表現しないと伝わらないようなものなので、そこまでむすめが仕上げられるのかなと疑問です。

ミニ発表会の後の上手で頑張った子だけが弾ける、ご褒美発表会があるのですが
それに今年は進めないかもしれないです。

ピアノは好きだけれど、コンクールに出れるようなタイプじゃないだろうなぁなんて思います。

 

ピアノ・絶対音感:ちょっとした作曲・黒鍵の楽譜

前回のピアノ・絶対音感はこちら▼


絶対音感
黒鍵の楽譜をもらいました。
これが黒鍵だけのシンプルな曲ながら耳に残るので楽しいようです。
分化も出来てきているので、このまま続けてください、とのこと。
わたし自身が、親がやることになっている和音を弾くカリキュラムは責任持ってやり、あとは音感がついてもつかなくても本人次第、と気持ちが切り替えられたので楽です。
粛々とやっていく所存。


ピアノ
1月にピアノトライという教室主催のミニ発表会があります。
ベテランの先生が演奏を聴いて良い所を褒めてくださり、どんなところを伸ばしたら良いか気をつけたらよいかのアドバイスがもらえます。

昨年の様子はこちら▼


むすめは『こどものチェルニー』から好きな曲を選んで弾くことになりました。

新編こどものチェルニー 1

時間がかかる曲でも何週か弾けば形にはなりそうです。
弾けるようになったからいいや、と飽きてしまいそう。
1月までにどこまで表現しつづけれるか、が課題かなと思います。

そして江口先生の『ピアノの学校2』の教本!
むすめにとってよいです。
弾く曲はやさしいのだけれど、
今までの教本で出てきた曲や、ちょうちょうなどの簡単な曲のメロディを右手で弾き、左手を自分で作曲するカリキュラムがとても楽しそう。

すくすくミュージックすくーる ピアノの学校(2)

この教室しか通っていないので他と比較はできないのですが、ただピアノを弾く練習だけではなく、自分で作る楽しさもその時々のレベルに合わせて学べます。
いい教本だな、と思います。

ピアノの日々の練習も増えてきました。
といっても、集中してたら30〜40分、ダラダラやっていて1時間くらいなので、まだ練習量としては少ない方だと思います。
コンテストに出るような子からみればそんなんでいいの、って感じでしょうか。

最近は「そろそろ練習した方がよいんじゃないの?」とか「今始めないと夜疲れて大変だよ」の声かけはするのですが、練習内容にはあまり口出ししないようにしています。

・週の始めに指番号をチェック
・本人が不安で見て欲しいと言ってきた時
・リズムがちょっと違うんじゃ...?と感じた時
声かけをする程度です。

先生は、あまり練習を嫌がっていないようですし、本人に任せてみてください、とおっしゃっていましたし、ずっと張り付いて見ているのも大変なので。

一週間にもらう曲は新曲で6,7曲あります。
短い曲なので、だいたい一週間で全ての曲で◯をもらって新曲に進んでいます。
でもピアノ曲らしいものが増えてきて、むすめの練習量だけでは足りないのでは..?と感じてきました。

だってむすめの練習量ったら、1日1曲につき3回+音名唱1回とか...汗
ダラダラやることも多いのでそれでも時間がかかります。

一週間で自分の曲として弾ききれていない曲が出てきたように感じます。
先生に「1日1曲3回くらいしか弾いてないのですが、大丈夫なのでしょうか?もっと練習を増やしたらとかわたしが言っちゃったりすることもあるのですが..」と思わず相談してしまいました。

先生は、
・だんだん難しくなってくるので今後1日1曲3回の練習では弾けなくなってくる
・一週間で◯をもらえなくなった時に本人がどう考えるかが大事
・練習を増やすのも本人が考えて増やした方がよい
・見守ってください
とのこと。


てっきり多くした方がよいですね、など言われるのかなと想像していましたが、
自主性を重んじて大事にしてくれているのだなとうれしく思いました。

これは、むすめが通っている幼稚園の教育方針と共通するところがあります。
この教室で先生でよかったです。

本人の自主性に任せ親は見守る、というのはもどかしい気持ちもありますが、大人になって自分の行動に責任を持って決めていくことを考えればとても大切です。
一朝一夕ではできる考え方ではない、とわたしが自分の経験を元に感じています。

それで練習をしなくなったらそこまで好きではなかったということですし、ピアノ練習をしなくて弾けなくてもどうしても困ることもでないのです。
その時は仕方ないのだと、心構えを持って受け止め、今後を見守れたらいいと思います。

もし自分で練習を増やし始めたら、むすめのピアノへの思いに対してこちらも真摯に受け止めたいです。

忍耐力必須です。



 

 

ピアノ・絶対音感:教本が2冊増えた

前回のお話はこちら▼


絶対音感は毎日粛々と。
他の方のブログを見ると、白鍵をクリアした後、黒鍵用の教本を弾く練習が追加された
など書いてあるのですがうちは特にまだなし。
夏休みで1ヶ月空いちゃったし、まだ白鍵も怪しいから今まで通りのカリキュラムで様子見ておこう、っていう感じなのかな?と思っています。

白鍵がなかなかクリアできない6,7月頃、わたしの感情の起伏があったけれど、今は肩の力がぬけた感じになっています。
ピアノで一喜一憂せずに、それより残りわずかな幼稚園生活を豊かに楽しむにはどうしたらいいか?ということに重きを置けたらいな、と。

わたしが練習は?と聞かないとやらないけど、言われたら練習もするしやったらやったで楽しそうだし、勝手に違う曲を弾いて多々脱線しているけれど、娘からピアノが好きなんだということは伝わってきます。
学生の間、細々習い続けて、自分と自分の周りの人が楽しめるくらいになったらよいです。
クラシックじゃなくてよいから、高校や大学でバンドを組んだり、作曲したり、などもして欲しいな〜。やらなくても出来るくらいのレベルで、音楽の下地ができていたらよいな。
そしてバンドを組むのであれば、夫やわたしが好きな音楽で。これは贅沢な望みか?


ピアノは教本が2冊増えました。
『こどものチェルニー』と、『はじめてのギロック

新編こどものチェルニー 1はじめてのギロック (zen‐on piano library)

来年1月のピアノトライで弾く曲をこの中から決めるようです。
なんだか子供のお遊びから、どんどんピアノのお勉強っぽくなってきて、見ているわたしがワクワクしてきます。
こうやってだんだん弾けるようになっていくのだな、と過程が見れるのが面白いです。

来週から江口寿子先生の教本も、『ピアノの学校2』に進めそうです。

すくすくミュージックすくーる ピアノの学校(2)

 

 

ピアノについて うちの夫、結構シビア

先日ムスメのピアノの先生に、家の環境を電子ピアノからピアノにした方がよいと思う、と言われました。
このまま続けるのであれば、電子ピアノを毎日弾いているとピアノの表現がついていかなくなります、というのが理由。

うちにあるのは、とりあえず買ったお手軽な安い電子ピアノ。
始めた3歳当時、ムスメが続けれるかも分からない状態でしたし、マンションが手狭でアップライトピアノですら設置場所がなかったためです。

初めて3年目でもうピアノを買う選択をするのか〜と思いつつ、ちょっとうれしくもありました。

しかし夫に、嬉々として先生のお話と購入お伺いしてみたところ...
「今のままの電子ピアノでいいよ」と言われました。
わたしとしては最初渋ったとしても、ピアノを買う流れになると思ってたので意外でした。

夫の意見としては
・プロのピアニストになるわけではない。
・仮にピアノに関わる仕事をしたいと言い出したとしても、クラシックのピアニストでもない限り、電子ピアノもピアノもこだわる必要はない。
・そもそもムスメは、見ていてプロのピアニストになれそうに見えない。
ということです。

ムスメ、まだ5歳ですよ。なれそうにないって、どういうこと^^;;
ピアニストになれるかどうか、判断するような年頃なのでしょうか。

ムスメの七夕の夢は「ピアニストになりたい」で、夫もそれを聞いて相好を崩していましたが...裏ではこんな冷静な判断をしていたとは。

・ムスメがプロのピアニストになれそうにない理由として言われたのは、

-音感テストへの向き合い方が適当な感じが拭えない。
 毎日5回嫌がらずやっているけれど、気は進んでないし、色のシートの指差しをしていない時がある。
 (だから音感の進度が遅いんじゃないか、と)

-プロのピアニストになるような子は
・誰に言われなくても楽しくて一日中ピアノに触っている
・親が張り付いてスパルタ教育している

の二択だと。
確かにどっちにも当てはまりませんけどね...汗
むすめはピアノより、ふんぞりかえってソファで本を読んでいる時間の方が長い...。
わたしも夫もピアノの教育はできないし。

でもピアニストになれそうもないから、ピアノを与えないっていうのはどうなの、と思うのです。
わたしは興味を持っているのであればよりよい楽器を与えたいと考えます。(予算の限度はあるけれど)

夫の判断としては、ムスメは良い楽器にこだわらなくても大丈夫な程度の才能ってことなんでしょうが...。なんだか夫が憎たらしくなりました - -;;)

お金持ちやもっと郊外一軒家だったらまた違ったのかな。
かけれるお金も場所も今よりあって、お遊びでもグランドピアノをポンと買えたかもしれない。

わたしとしては、今回は夫の意見に従ってみようと思いました。
クラシックのピアニストになって欲しいというわけでもないですし、夫の言ったことが本当にそうなのか知りたい気持ちもあります。
ムスメがピアノが欲しいと言った時に、また改めて考えてみようと思います。

それまでは今のままの電子ピアノで。
時間をかけてゆっくり判断するのも悪くないのかな、と。